【第三話】 希望女♪ ◆LDJ.nSAcoo 様 『尿夢』
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蒸し暑い夏の夜。
部屋で缶ビールを一気に飲んだ。続けて麦茶500mlを飲み干してから寝た。
朦朧とする意識の中で下腹部に重さを感じた。
早く起きないと寝小便してしまうぞ。ムックリと起き上がりトイレに入った。
我慢したせいで尿道が狭くなっているのだろう。チョロチョロとしか出ない。
やがて尿が太い線となり迸り流れ始めた。ふぅ~気持ちいいなぁ、そう思った時
「危なかったですねぇ、なんとか間に合ったようです」
男性の声でアナウンスが流れた。
なんだこのアナウンスは?こ、これは夢ッ!
ハッとして起き上がると、幸いにも公園のトイレが目に入った。急いで駆け込むと、放尿を開始。
至福の一瞬が訪れた。しかしなんで公園にいるんだ?
こっこれも夢ッ!
ウワッ!と思いようやく目が覚めた。
膀胱がパンパンに張っている。
あわててトイレに駆け込む。
勢いよく尿が出始めた。
膀胱にそうとう溜まっていたらしく、尿がなかなか止まらない。
10分経ち20分経ち遂に1時間経過した。
1時間も小便が出続けるかバカ。これも夢かい?
ドンッドンッ!
激しくドアを叩く音でようやく目が覚めた。トイレで用をたしてる間も、ドアは激しく叩かれ怒声まで聞こえてきた。
引用元: https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1377258497/
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ドアを開けると二人の警察官がなだれ込んできた。
「おとなしくしろ、抵抗するな!」
あっという間に組伏せられた。
顔を背けると、ぐったりと横たわる幼女の姿が目に入った。なんで僕の部屋に幼女がいるんだ?
僕は何も知らない。そうだ、これは夢だ、夢に違いない。
夢ならば永遠に続けばいいのにと思った。【完 】
なんだこのショボイ小説は?
作者の名前を見てやれ見てやれと思った。
文庫本をしげしげと眺めたが、作者の名前が文字化けしてどうしても見えない。
見えないはずだよ、これも夢じゃないか!
漏れちゃう、漏れちゃう。
ジタバタした挙げ句、やっと目が覚めトイレに駆け込んだというお話。
【了】
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