俺の住んでた土地の話を聞いて欲しいです。
今から十年前の話になります。
一応、書き溜めてます。
引用元: ・俺の住んでた土地の話を聞いて欲しい
長くなると思うけど、勘弁して下さい。
先に言いますが、オカルト関係になると思います。
オカ板でしようかと思いましたは、こっちの方が好きだから、こっちで書かせて欲しいです。
では、勝手に書いていきますね。
俺の住んでた場所は、ど田舎(場所は伏せる)なんだけど。変わった祭りがあるんです。
選ばれた人は、真っ赤な着物?を着て、真っ黒なお面をして踊るんです。
どうやって選ばれるのかは、知りません。毎年、
お盆になると、十六歳の人が選ばれる。性別は、関係ないみたい。
決められた人が、その家まで来て、指名するみたいな感じだった。
もう、分かると思うけど。
その役目に、俺が選ばれました。
別に霊感があったりするわけでも、特別な才能だったりするものは全くないです。
>>4
ありがとうございます。
盆の一週間前に
夜の十時ぐらいに、チャイムが鳴りました。
出たのは、母親なんですが。それからリビングに俺が呼ばれた。
年配の男性(これ以降、Aさんにします)と、巫女さんみたいな人が居てた。俺が入ると、
Aさんが、深々と土下座?みたいな感じで挨拶してくれたのが印象的でした。
それから、話を聞いたんだけど。
要約すると、
「貴方は、神になる (実際になるわけじゃない) 。それで、もう一人の神様と踊ってもらう。」
と言う事らしいです。
踊るっても、火の周りを回るだけなんですけどねwww
それを深夜の二時から始める。
踊るのは、多分。三十分ぐらい。
止められるのを待つ。
Aさんから聞いた話によれば。
とある神様が来るらしくて、俺がそのお相手になって、一緒に踊る。と、言う事でした。
神様が気に入れば、踊る時間が長くなる。気に入らなければ、早く終わるらしく
別に、気に入らなければ殺されるとかはないです。
上手い下手も関係なくて。重要なのは、そこに居ると信じる事と感じる事。
それに、合わせて動いてあげる事らしい。
その神様の名前は、言えません…。
Aさんに、名前が書かれた紙を見せて貰いましたが、それを書くことは禁じられてます。
ですから、申し訳ないですが書けません…。
一つだけ、言える事は。
多分、日本語っぽくないですね。
この祭りは、誰でも参加できるわけじゃなくて、一部の人達だけ。
しかも、そとからは、絶対に見られない。
存在自体は知ってたけど、参加した事も、全部を目撃した事もないです。
親からすれば
「ふーん。」
みたいな空気でした。
母親は、そんな遅くに行かせられないと初めは反対していました。
まぁ、それも初めだけでしたがwww
上手く伝わってますかね?
スレ建てるのも、始めてなので…。
後から聞いた話によると、
色々と貰えるらしいですね。
ここは、察して下さい。それにAさんに、
安全は保証しますと何度も言われたらしく、結果的には折れました。
お盆まで、特にする事はないです。
しかし、その役になった事は言うなと念を押されました。
当日になると、十時ぐらいにAさんと巫女さんが着て、本堂?に連れていかれました。
そして、Aさんに「これを着て下さい。」って言われ、
映画、陰陽師の安倍晴明が着てたような服を着させられました。
その服は真っ赤。紐とかは白でしたが、もう真っ赤でした。
面白くないと言われると思ったので…。
だから、こっからは速攻で書きますね。
結論から先に言えば、また神様が現れました。
俺自身の見間違いかもしれませんが…。
お風呂で髪を洗っていると、曇りガラスの向こにたってました。
だから、書こうと決めたんです。
アラビア語みたいな感じだったのかな
小さい子が好みそうな語感の?
やっぱ相手にも>>1の名前を多少なりとも変えて知らせているのかな
服を着させられた俺は、Aさんと巫女さん。そして、神主?さんが
集まる本堂に通され、お経を聞かされました。
だけど、お経じゃないです。何か、歌っぽい。多分、和歌っぽいです。
それが5分程で、
俺は中庭に通されました。
>>18
やめてください。話すことは、禁じられているので。
>>19
多分、聞いても発音できないです。
通された先は、大きな中庭で。
太鼓と横笛を持ってる人が少しと、長い帽子を被った人。
残りは、手を合わせていました。多分、全員で十五人程ですね。
真ん中に井の字で木が積まれ、そこに灯油がかけられ。
俺が到着すると、同時に火がつけられました。
太鼓が叩かれると、笛が吹かれ、また和歌が歌われました。
A 「では、踊ってください。」
事前に説明は聞いていたのですが、踊り方は聞いてないです。
中庭は高い壁で囲まれています。
そのせいか、俺たちも見たことはなかったんですね。
太鼓の音や、笛の音だけは聞こえます。
因みに、親は本堂すら通されません。
で、黒いお面を渡されると。
真ん中の薪?以外の明かりは、全て消されました。
もう、火しかみえないです。
それを被ると、太鼓や笛が一時的にやみました。
黒いお面は、本当に黒いです。
少し光沢があって、口と目の部分だけに穴がありました。
それ以外は、なんの装飾もないです。
手触りは木でしたね。
それを被ると、Aさんに言われた通りに
左周りに三回。右周りに二回。そして、一礼。
これを止めらるまで繰り返します。
踊れって言われても、
意味がわからないんですよね。
だって産まれてから今まで、踊った事ないですからwww
この役になった方は、個人個人の感覚で踊るらしいです。
俺は、盆踊りをイメージしてましたね。
それを多分、十分ぐらい続けていると、
体が熱くなってきたんです。だけど、鳥肌が立ってきました。
分かるんですよ。
火を真ん中にして、向こう側になにかいるんです。
躍ったのは全部で四人いたし俺以外は明らかに年下(子供)だった。
それは、僕と同じペースで踊ってるんです。
それが現れて、数十秒すると、また太鼓が叩かれ、笛が鳴り出しました。
ここで、火の向こうにいるのが、俺以外にも見えているんだ。と確信しました。
そうすると、不思議なもので。
怖くないんですよね。俺も、奇妙な体験をしてるのが、楽しくなってきて
飛んだり、跳ねたりしてました。
しかも、火の向こうにいるのも、連動して、跳ねたりするんです。
ぶっちゃけると、楽しかったです。
終始、体が熱く、鳥肌全開でしたが…。
俺が跳べば、火の向こうのやつも飛ぶ…。一心同体でしたね。
だけど、目が慣れてくると、すぐに理解できました。
火の向こうにいるのは、顔だけなんです。
体がなくて、顔だけが動いてるんです…。
ここで、○ぬほど鳥肌立ちました。
目の前で踊ってるのは。
人間じゃないと、理解すると恐怖が襲ってきました。
>>34
え。びっくりしました…。
そこは、ノーコメントにしますね。すみません。
全く同じ動作をしてた、火の向こうのあれは
俺と違う行動をし始めたんです。
顔がカタカタ?と揺れ始め、前後ろに揺れ始めたんです。
もう、失禁しそうでしたよ。
足元は、砂利で、動けば音がするんです。
だけど、俺が動いた時にしか音はならないんです。
あまりの恐怖に逃げ出そうと思いましたが、逃げたら何が起きるか分からない為、
ひたすら無心で踊りました。
終わったら、Aさんを殴ってやろうかとwww
自分の感覚ですが、もう一時間以上、踊ってましたね…。
流石に、疲れも出できます。
その間にも、太鼓は一切止まないから、
そこは、安心できましたが…。
ずっとみえてたの?
踊ってる最中も、火の向こうの顔は動いてます。
目がなれてくると、段々と顔が鮮明になってくるんですよ。
細い目があって、耳があって、髪の毛があって、鼻があって、口があって…。
女性でした。
髪の毛を後ろで括った。若い女性でした。
笑いながら、顔を動かしているんです…。
確かに厳かな雰囲気はあったけど。
ちがうのかな。てか長野じゃねえし。
>>39
見えてましたね。
見え始めてから、ずっと見えてました。
顔を動かすので、時々、見失いましたが…。
でも、輪郭だけの時は、慣れてくると怖くなかったですねwww
顔がはっきり見えきた時から、顔は、目線を合わせてくるんです。
俺もそれが怖くて、視線を外そうとするんですが、視線が離れないんですよ。
目を合わせてるとわかるんですが。本当に、一心同体になるんです。
アイコンタクトって言うんですかね?
相手の動きが理解できるんです。相手の体がないんですがwww
釣りなら釣りでいいから最後まで釣りきってくれ
>>41
俺も長野じゃないです。
本当に当てられそうなので言いませんがwww
それからは、俺が踊ってたんじゃないです。説明難しいですが…。
疲れもマシになりましたし…。
踊らせれてる感じはありましたが、苦ではなかったです。
ちょっと、楽しかったかも…。
そして、突然。すっと、顔が奥に引っ込んで、消えると
Aさんが俺を抱くように止めにきました。
その瞬間、体が崩れ落ちましたね。
いつのかにか、太鼓や笛も止んでました。
それから、休憩室?に連れていかれ。
お面を外されました。
不思議な事に、体が動かないんですよ。
「あー、僕の体、取られたんですか?」
と言うと、Aさんは
「うん。」と言って笑っていました。
そして、間を空けずに「冗談。でも、少しの間、貸してあげてたんですよ。」
と落ちついた声で言ってきました。
今思えば、ブチ切れてる冗談ですが。
その時は、苦笑いしてました。
それからAさんに色々と聞けました。
この土地には、神様がいる。
それは、昔々にとある巫女がいて、踊りが大好きだったらしい。
その踊りには、力が宿ると言われ、事実、その土地は栄えた。
だけど、その踊りには、人だけでなく、魔物も引き寄せた。
>>47
違います。
と言うか、もう言いませんよwww
すみません、ご飯食べてきていいですか?
そして、ある事件が起こった。
子どもが一人、惨殺された…。
それが、巫女が引き寄せた鬼の仕業と言われ、踊りを禁止にされた。
だけど、また子どもが消えた。
もう鬼が住み着いたと言われ、村人はある暴挙に出た。
巫女を近くの山で魔物が活発化する二時から、
躍らさせると、数時間踊らせた。そして、疲れきった巫女の首から切り落として、
鬼に喰わせた…。と言う話でした。
その後、子どもを殺したのは、人間で。
巫女は無実だった事がわかると、村人はこの祭りを考えたらしいです。
実は、Aさんは、巫女の血縁関係にあたるらしい。
そして、その隣にいたあの巫女さんは、
もしもの時の囮らしい…。実際に、巫女の踊りは魔物も引き寄せた。
そして、もしも神様となった巫女が怒ったら…。との時に。
正直、それ聞いて、笑えなかったです。
今は関西です。
大学が関西で、そこで就職しました。
Aさんが色々と教えてくれ、最後にこう言われた。
君は相当、気に入られた。踊ってたのは、一時間半。最長だ。
最短、五分で終わった。
君とあの神様は、一体化していた。
笑ってたのも、楽しかったからだと思う。
黒いお面をつけるのは、君が離れ離れになった体となる=君が神になる。
私達から見れば、黒い仮面と被った君達は、闇夜に溶けて、首がないように見える。
との事でした。
でも、それは踊ってる時にも感じた。
本当に楽しそうだったから…。
一応、終わりです。
ありがとうございました。
先日、俺が一人で髪の毛を洗っていると。
曇りガラスの向こうにいました…。
だって、一人暮らししてるのに、曇りガラスの向こうに顔だけあるって…。
俺の見間違いかもしれません。ただ、ここに書く事のきっかけには、なりましたね。
生首と首無しが踊ってたのか それは怖いな
>>1乙
コメント