北海道函館市の夜空を照らす赤い炎。黒い煙が立ち上る山の麓にあるのは。
■心霊スポットで火災発生
火事があった廃虚は有名な“心霊スポット”として知られていました。
近所の人
「心霊スポットとか言って、何かに載っているみたい。面白半分で来るみたい」
5日にようやく鎮火した火事は、なんと3日間も燃え続けていました。
心霊スポットはなぜ、これほどまでに燃えたのでしょうか。
そこは、かつてにぎわいを見せた“バブルの負の遺産”でした。「恵山モンテローザ」。巨大な涅槃(ねはん)像など複合リゾートホテルとして1980年代のバブル絶頂期にオープンしました。
しかし、バブルが崩壊。ホテルが閉業すると建物は30年近く放置され、廃虚化していたのです。
すると、今度は“心霊スポット”として人が訪れるようになったというのです。
近所の人
「スプレー缶とかがパーンとすごい勢いではぜる」
3日間にわたって燃え続けた原因はホテル内に残っていた布団などだといいます。
ただ、なぜ心霊スポットから火が出たのか、警察は不審火の可能性が高いとみて調べを進めています。
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
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