引用元: ・ほんのりと怖い話スレ 125
ホラーって感じじゃないんだけどいいかな。長いからあれだったらとばして。
今から20年近く前、実家の近くにすごく古くてボロい家ばかりが並ぶ地区があった。
小学校の道徳でやたら部落差別の授業がある地域だったので、もしかしたらそこ一帯がその部落なのでは、とみんな感じてたんだけど
その地区のすぐそばに住む子が居たのでなんとなく気が引けて誰も触れはしなかったから本当のところはわからない。
俺はその地区のそばに住む子と仲が良くて、まぁそこも長屋のボロい家だったがよく遊びに行ってたのね。
小学校高学年くらいにその子は転校しちゃって、しばらくはその地区にも立ち寄らなかったんだが、
中学に上がった頃、その地区をふらふらするのが日課になった。
ひと気が一切なくて、こっそり煙草を吸うのにはもってこいの場所だったからなんだけど。
住んでる形跡(たまに洗濯物とかが干してある)はあるんだけど、軒並み窓とかも閉めてあって(裏からトタンがはられてる感じで中の様子が一切わからなかった)誰ひとり見たことなかった。
今思えばほんとに不気味な地区だった。
ある日、空き屋(と呼ぶには小さすぎるなんか小屋が廃れたみたいな場所)で煙草ふかしてたら、めずらしくひと気がした。
やべって思って陰に隠れてたら、向かいの家から人が3人でてきた。
おー!やっぱり住民が居るんだ!ってまぁ当たり前のことを思ったんだけど、
その3人が、全員、奇形だった。忘れもしない、3人とも異様に頭がでかくて、顔のパーツのバランスがおかしかった。
顔がでかい!とかじゃなくて、なんていうか、おでこから上が異様に盛り上がっていてちょっとでこぼこしてて、
あとアゴの形も変で、頬骨がすごくて、例えるならジグソウみたいな。まさしくそんな感じ。
身長はひとりが俺と同じくらいだったから165cmくらいで、あとの2人は小さかった。なんとなく親子?って感じだった。
俺は3人のその容姿を見てびびってしまって「うおっ!」って声上げちゃったのね。
そしたら母親?(どことなく女っぽかった)がこっちを睨んで、でも何をいうわけだもなく子供?を急かす感じでコソコソと隣の小屋に入ってった。
俺はなにか見てはいけないものをみてしまった気持ちになってすぐにそこから立ち去って、それからしばらくはその地区に立ち寄らなくなった。
数年経ってその地区が整理されたと噂を聞いて行ってみたんだけど、まぁ綺麗に区画整理されてて、
20年経った今ではもう建売の新築が立ち並ぶオシャレーな地区に様変わりしてる。
まぁなんだ、これだけの話なんだけど、巨頭オって怪談?あるじゃん。
あれをスレで見かける度にこの時の記憶が蘇る。
こっちは都会だし、違う場所なのは間違いないけど、そういう人たちがこっそり住む地域ってのは、案外どこにでもあるのかもしれないなっておもう。
あの異様な3人は今もどこかでひっそり暮らしてるのかなって思うと、ほんのり、でもちょっと悲しい気持ちになる。
その地区の事を今誰かに、例えば親御さんとかに聞けないの?
大まかに何県?
まぁ隠すことでもないからいうけど大阪の結構都会の方だよ
地域的に被差別部落の授業が多かったってだけであそこはそれじゃなかったのかもしれない
親にも聞いてはみたけど、なんていうか、あの地区の話をするのはタブーって感じで詳しくは聞けなかったし、
あの地区がなぜあんなにひと気がなくてボロボロだったのかは謎のまま
>>352
中崎町か?
地下鉄の駅上がって北に行くと、朝鮮人が住んで他地区があった。
元々大阪市の土地で住み着いていた。
その後、賃貸契約したんだけど破格値になってた。
それで民団が建って、お膝元は長屋のまま。
その長屋地区が火事で燃えた。放火。
丁度民団が地上げしていて、民団幹部が火をつけたんじゃないかと言われた。
日本人の右翼っぽいのが放火したという話もあった
一角の5軒ほどが立ち退きをしなかった。
民団は、そこへの通路を取り囲むようにフェンスつけた。
残った人達は意地でも移転しなかった。
ずっと薄暗い中で生活して、放火を恐れて窓を途端で覆ってた。
橋下市長時代に、その土地は民団に払い下げられた、破格値だった。
民団は直ぐに、不動産ディベロッパーに土地を売った。
買い取った10倍ぐらいで売れたそうだ。
今はマンションになってる。
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