引用元: ・幼少から続いてる恐ろしい体験を話す
369: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:26:41.67 ID:Cf9Z2/cF0
俺は大学へ入学した。
さして頭も良くなかったが、推薦でそこそこの大学に入学することが出来た。
サークルへ入り、授業にちょこちょこ出ててはサークルに入り浸り、遊び回る。
まあ、どこにでも居そうな大学生だった。
そんな代わり映えのしない日常、異変が起きたのは大学3年生、サークルの合宿中だ。
E子「ねえ、○○君、この荷物持って!!」
俺「え、あ、う、うん!いいよ!」
E子「あっついよねー、何でこんな山奥を合宿地にしたんだろう」
俺「ま、まあ夜は冷えるって言われてるし、涼しくなるんじゃないかな」
E子「そっか、キャンプファイヤー楽しみだね!」
俺「そうだね!」
突然の登場だが、このE子、俺が今気にかけている子である。
そこまで美人という程でもないが、愛嬌があり人を惹きつける何かを持っている。
何回か二人で遊んで、頻繁にメールでやり取りもしていたが、イマイチ進展が無い状態で
今日の合宿だった。
F男「このこのー、憎いねー」
俺「うわっ!な、なんだよ!」
F男「この合宿で上手く発展するといいなー、あはははは!」
俺「何言ってんだ!聞こえたらどうすんだよ!!」
バンバン!と俺の肩を叩くF男、このF男という男はサークルで一番の仲であり
常日頃から共に行動を取っていた。
高笑いをしながら、荷物を持ち運んでいくF男
まあ、この合宿で仲を進展させることが出来れば・・・と、実際俺も思ってたのだが。
進展がない状態ともこの合宿を機にオサラバだ!!
よーし!!がんばるぞ!!!
先輩「何言ってんだお前」
どうやら口に出てしまったらしい、先輩の冷ややかなツッコミを背に、俺は顔を赤らめ荷物を運んでいった。
その後、川遊びでE子の水着姿に見とれたりしつつ、川に突き落とされたりしつつしていると、夕食の時間になった。
夕食はカレーと焼きそばだった。キャンプ地から支給された薪では明らかに足りないので、数人が少し山へ入って薪を調達してくることになった。
E子「じゃあ、あたし行きます!」
E子がいの一番に名乗り出た、これはE子と二人っきりになるチャンスか!?
後輩「じゃあ、僕も・・・」
俺「・・・・・・・」
無言の圧力で睨んでやった。
後輩「あ、やっぱいいです・・・」
俺「行きます!」
先輩「そうか、じゃあ二人で頼んだぞ」
俺はほくそ笑んだ
俺「な、何だか暑いね」
E子「そお?涼しいと思うけど」
俺「な、何か雨が降りそうだね」
E子「綺麗に晴れてるじゃん」
いかん、二人で遊んだ時もそうだったが、E子と二人っきりだと上がってしまう。
それにしてもE子はちょっとでも俺に気はあるのだろうか・・・?
本当に掴みどころのない子だ。
俺「なあ、E子、今好きな人居るんだよね?」
これは以前、俺が確認したことのある質問だ
E子「んー?居るよ?」
俺「進展とかしそうなの?」
E子「うーん、難しそうだね」
俺「そうなのか・・・」
俺のことなのか!?という期待もあるが、名前を聞いてみてもし違っていたら目も当てられない。
名前を聞く勇気は俺には無かった。
E子「俺君は居ないの?」
俺「居るよ」
E子「きっと良い子なんだろうね」
俺「E子、君のことだよ」
E子「えっ!」
俺「好きなんだ」
E子「・・・実は私も、俺君のことが・・・」
E子「何ボーッとしてんの?」
俺「あ、ご、ごめん!」
E子「早く薪拾わないと終わらないよー」
俺「う、うん」
俺の甘い妄想は一瞬にして打ち砕かれた。
せっせと薪を拾うE子に続き、俺も薪を拾っていく。
E子「うん、これくらい拾えば良いよね」
黙々と薪を拾い続け、気が付けば俺とE子は大量の薪を確保していた。
俺「うん、じゃあ戻ろうか」
俺達はキャンプ地へと戻った。
夕食はあまり上手く作れたとは言えないが、皆で行う共同作業はとても楽しく
料理の味を倍増させてくれるようだった。
皆で盛り上がるようにして、料理を食べていたが俺は気がかりなことがあった。
E子がいない?
E子を探すように周囲に目を配ると・・・、いたいた、E子だ。
何故か、皆から距離を取るように食事をしている。
俺は立ち上がり、E子の分のビールも片手に近づいていった。
俺「何してんの?」
E子「あ、俺君」
俺「皆と一緒に騒げば良いじゃん、どうしたの?」
E子「あたし、あまり騒がしいの好きじゃないんだよね」
確かに、E子はそんな傾向がある。基本的に明るい子なのだが、サークルで騒いでる時もあまり輪には入りたがらない。
E子にビールを手渡し、自分も蓋のタブを開ける。
二人で乾杯をし、口につける。
何を話したもんか・・・と思案していたが、おもむろにE子が口を開いた。
E子「今まで言ってなかったけど、あたしさ、親が居ないんだ」
俺「えっ、そうなんだ」
E子「唯一肉親だった妹も、半年前に行方不明になってるの」
俺「・・・・・・」
俺は言葉に窮した。
E子「あはっ、ごめんね!急に暗い話なんかしちゃって」
俺「いや、大丈夫だよ」
E子「あたしの家も、あんな風に皆で楽しく食事してたの。だからちょっと胸が苦しいんだよね」
俺「そうなんだ・・・」
E子「暗くしちゃってごめんね!明るい話に切り替えよう!」
俺「うん!」
その後、E子と色々な話をした。楽しかったこと、面白かったこと。そして将来のこと。
俺「俺、教師になりたいんだ、小学校の。E子は何になりたいの?」
E子「・・・・・・」
あれ、E子の様子がおかしい。
俺「ま、まだ決めてないのかな」
E子「・・・・・・」
E子は俯いたまま答えない。
何かまずいこと聞いちゃったかな・・・。
E子「あ、そろそろ戻ろうかな」
E子は俺の質問に答えることなく立ち上がる。
そこには既に、暗い表情をしたE子は居なかった。
俺「あ、うん、そうだね」
E子「二人であまり消えてたら、変に怪しまれちゃうもw」
俺「別に俺は良いけどね」
E子「えっ?」
俺「いや、何でもない、戻ろう」
その後、二人で戻った所を色んな人に冷やかされたりしたが、その日は滞りなく一日が過ぎていった。
それにしても、あのE子の様子は何だったんだろう?
そして合宿の二日目。二泊三日なので今日が最終日だ。
今日は川くだりに、肝試しと、イベントが盛りだくさんの一日だった。
川くだりは、ふざけあってたら川に転落したり、先輩が操作を誤って岸に激突したりなど、散々な内容だったが、肝試しは俺の中で大イベントとなった。
男女が一組となって、山沿いの道を回って帰って来るといった単純な内容だが、非常に薄暗く不気味な道を歩かねばならず、光が懐中電灯だけというのも恐怖の演出に一役かっていた。
組み分けはクジ引きで決定されたが、俺はE子とペアになることが出来た。
後で聞いた話だが、クジは作ったF男が俺とE子がペアになるよう細工をしていたらしい。
F男・・・お前は本当の親友だよ。
俺の心は有頂天だったが、E子は浮かない顔をしていた。
俺「どうしたの?」
E子「あたし、怖いの苦手で・・・」
これは男らしい所を見せるチャンスかもしれない!
俺はwktkしながら開始を待った。
一組、二組と出発して行き、ついに俺とE子の番になった。
俺「行こう」
E子「う、うん」
足場の悪い道を懐中電灯で照らしながら、ゆっくりと進んでいく。
E子「うー、怖いな」
俺「だ、大丈夫だって!」
こういった類のものは割りと平気な俺だったが、想像していた以上の不気味さに、本音を言うと少しビビッていた。
二人でおそるおそる進んでいった先に、土手が見えた。
ここを右折しなければならないのだが、今までの道と違い、完全に見えない方向を右折しなければならないため、先の見えない恐怖があった。
しかし、ここで怖気付いては男ではないだろう。
俺「俺、先見て来るね」
E子「うん」
E子にそう告げて、右折した先を見る
俺「何も・・・ないな」
まあ、何かあったら困るけどなw
安心してE子の所へ戻ろうとした瞬間、何かが俺の前を横切った。
俺「え・・・?」
女の生首だった。
俺「うわあああああああああ!!!!!」
あまりのショックに腰が抜けて動けない俺
生首は徐々に近づいて来る。
俺「く・・・来るな!!」
俺の願いも虚しく、生首は俺と至近距離まで近づいて来て
ついには、俺の顔の数センチまで迫った。
俺「あ・・・あ・・・あ」
???「ぶわっはっはっはっは!!!」
突如、どこからか笑い声が聞こえた。
俺「え?」
笑い声のした方を見ると、先輩が茂みから出てくる所だった。
先輩「いやーすまんすまん、こんなに驚くとは」
俺「・・・・・・」
よく見ると、生首は糸で吊るされただけの簡素なものだった。
恐怖心など一気に吹き飛び、恥ずかしさでいっぱいになった。
先輩「お前のリアクションwww最高だったぞwww」
E子「あははははは!!!」
いつの間にか、E子も一緒になって爆笑している。
もういっそ、誰か俺を消してくれ。
その後は、E子に男らしい所を見せる計画が頓挫した俺はテキトーに行程を終えた。
E子のドンマイ!という言葉を背に。
その夜、どうも寝つけずに、俺はキャンプから離れた川辺でボーッと過ごしていた。
E子は俺が情けない奴に見えたに違いない・・・そうに違いない
あの一件のせいで、俺の株も大暴落だ・・・
ああー、どうしよう・・・
考えれば考えるほど鬱になっていく。
小学校の教師になりたいは
当たり前だろ何言ってんだ状態。
他の分野の学部で小学校の免許取れるとこあるのか知らないけど。
E子「横、いいかな?」
俺「うわっ!!」
E子だった、いつの間に近づいてたんだろう。
E子「ごめんね、驚かせて」
俺「い、いや、いいよ、E子はどうしたの?」
E子「何だか眠れなくってね」
俺「そっか」
E子「・・・・・・」
俺「・・・・・・」
気まずい・・・あんなことあった後だから、余計に気まずい。
E子「クスッ」
俺「!?」
E子「さっきの俺君を思い出しちゃって」
俺「ああ・・・」
追い討ちをかけないでくれよ・・・。
E子「ちょっと可愛かったよ、俺君って本当に面白いよね」
俺「あ、ありがとう」
E子「んーー」
俺「ん?」
E子「もう言っちゃおうかな」
俺「何を?」
E子「あたしの好きな人って、俺君なんだよね」
俺「えっ・・・」
胸がドクンと高鳴る
嘘だろ・・・
E子「あはは!言っちゃった!!」
俺「・・・・・・」
E子「いつ言おうかな、と思ってたけど・・・良いタイミングだったからさ、えへへ」
俺「お・・・俺も」
E子「ん?」
俺「俺も、E子のことが好きだよ」
E子「え!?」
俺「好きなんだ」
E子「俺君・・・」
俺「E子・・・」
俺はそっと、E子の唇に自分の唇を重ねた。
E子「んっ・・・」
どれほどの間、唇を重ねていただろう
どちらともなく、唇を離した。
俺「そろそろ・・・戻ろうか」
E子「うん・・・」
俺はE子と手を繋ぎながら、キャンプ地へと戻った。
俺「じゃあ、また明日ね」
E子「うん、また明日」
E子と別れ、床へと着く。
俺は幸せな気持ちに包まれながら、心地よい眠りへとついていった。
しかし、その晩、俺は夢を見ることになる。
別に教育学部ではないけど俺の学部でも教職課程はあった。選択制でめっちゃ
単位キツキツになるから俺は遠慮しといたけど
こ・・・ここは?
幼少の頃に見ていた夢。
周囲がどす黒く、空気が重い空間。
そう、C菜の夢と同じ空間。
また、C菜に出会ってしまうのか・・・?
いやだ・・・!何で今になって・・・!
幼少の頃から見ていない悪夢を見てしまい、俺はパニックになっていた。
そして、気が付くと、俺の後ろで何かの気配がした。
俺「・・・・・・」
振り返りたくない。でも・・・、見ないと。
俺はゆっくりと振り返った。
俺「・・・え?」
振り返ると、そこに居たのは青年の姿だった。
俺「C菜じゃ・・・ない?」
青年は虚ろな目をしていたが、しっかりと俺を見据えている。
青年「・・・・・・」
青年が何かを言っている。
何を言っているんだろう、全く分からない。
しかし、青年は俺に何かを訴えるようにまくしたてている。
聞き取りたくても、聞き取れない・・・。
次第に、青年の顔がぼやけていく・・・。
そうして俺は目が覚めた。
俺「・・・・・・」
C菜の夢じゃ・・・ない?何だろう・・・?
俺は何だか、妙な胸騒ぎがした。
あの青年・・・。
先輩「おーーーい!朝メシの準備するぞーーー!」
俺「あ!!はーい!!!」
一気に現実世界へと戻された俺は、朝食の準備に駆り出されることになった。
しかし、あまりにも不思議な夢。
合宿が終わるまで、そのことが常に頭の片隅にあった。
合宿が終わり、大学の日常が戻って来た。
サークルのメンバーに俺とE子が付き合い始めたことを告げると、F男を除いて皆驚いていたが、祝福してくれた。
E子とは毎日会って色んな話をした。バカみたいな話をして笑い転げたり
色んな場所にも行った。本当に幸せだった。
愛する人が居ると、生活に潤いが出てくるというもの。
勉学にも精が出て、成績は大きく上昇。全てが順調だった。
そんな順風満帆な中、俺はゼミへと入り、本格的に卒業へ向けて準備をすることになった。
そんな中ゼミの最初の授業で、とある人に出会うことになる。
俺「ん・・・?」
ゼミのメンバーが一人一人自己紹介をしていく。
俺は、ある女子に注目した。
俺「あれ・・・どっかで見たことがあるような・・・?」
長いサラッとした黒髪に、清楚そうな容姿と大人しそうな雰囲気。
美人と言っても良いだろう。
どこかで出会った気がするのだが・・・思い出せない。
んー、誰だっけか。
謎が解けないまま、3人組となり、課題を遂行していく時間になった。
奇しくも、先ほどの女子と一緒の組だ。
3人でぎこちなく自己紹介を行い、課題を進めていったが、一人がトイレに行くために離席した。
残されたのは、あの女子と俺。
俺「あ、初めまして、俺、○○と言います、よろしくお願いします」
???「さっきも聞いたわよ」
俺「・・・・・・」
なんという、とっつきにくい奴だ
それにしても、間近で見ると・・・
やはりどこかで会ったことがある。
???「それに初めましてじゃないでしょ」
俺「え?」
???「忘れたの?同じ小学校だったD子よ」
俺の記憶の片隅に居たD子が、像を結び始める。
俺「あっ・・・!」
D子「久しぶりね」
こんな所でD子と再開するとは・・・。
嫌でもC奈の夢のことが思い出される、D子は俺を助けてくれた存在なのだ。
俺「あの時は、ありがとう」
D子「何が?」
俺「お守り、助かったよ」
D子「いえ、でも」
俺「え?」
D子「やっぱり終わってないみたいね」
俺「は?」
終わってない・・・どういう意味だ?
色々と聞きたいことはあったが、離籍していたメンバーが戻って来たので
話は中断された。
E子とのくだり、なげーw
でも続けてって言ったら続けて貼ってくれる優しい>>1
その後も順調に大学生活を続けていった俺、しかし気がかりなことが出来た。
E子「・・・・・・」
俺「どうしたの?」
E子「んーん!なんでもない!」
俺「そうか?」
E子が時折、暗い表情を見せるようになったのだ、今まではそんなこと無かったのに。
それは日が経つにつれ顕著になっていき、周囲の人も気付いているようだった。
F男は、「何か悲しませたんじゃねーの!」と言っていたが、俺はまるで心当たりが無い。
そんな中、E子の家へ行くことになったある日。
E子はアパートの3階に住んでいる。どこにでもありそうな安い感じのアパートだ。
俺がアパートの中へ入っていくと、3階から声が聞こえてきた。
???「 して の」
ん?
よく耳を澄ましてみたが、どうやらE子の声のようだ。
E子「 れ じょ う き と な で 」
俺「???」
E子「 な の と は すき も」
距離が離れているから、断片的にしか聞こえない。
E子「そ ち く と きな い」
何を言ってるんだ・・・?
俺は3階のE子の部屋へと急いだ。
部屋をノックし、E子を呼び出す。
しかし、返事がない。
俺「???」
再度ノックをするが反応がない。
俺「開けるぞ?」
俺は痺れを切らし、ドアを開けた、鍵は掛かってなかった。
しかし、中へと入った瞬間、俺は異変に気付いた。
俺「うっ・・・」
何だ・・・?部屋が異常なくらいに寒い
俺「おい!E子!?」
俺は必○にE子を探した。
リリビングには居ない・・・?どこだ?
トイレ
浴室
・・・・!!
いた、E子だ。
洗面台のシンクに突っ伏すように倒れこんでいる
俺「E子!俺だよ!大丈夫か!!」
必○にE子をさすり、気付けを行う
E子「・・・ん」
俺「あ・・・」
どうやら気付いたようだ
E子「俺君・・・」
俺「大丈夫か?何があったんだ!?」
E子「ちょっと・・・貧血起こしちゃったみたい・・・えへへ」
俺「とりあえず、場所を移して休もう」
E子「うん、ありがとう・・・」
それにしてもこの部屋全体が異常なまでに寒い
本当に寒すぎる
ただ室温が低いだけでなく、・・・なんというか心に重く圧し掛かるような寒さというか
・・・
・・・
・・・?
以前、これと同じような感覚を体験した気が・・・?
俺「一旦、外に出よう」
本来ならベッドに寝かせるべきなのだが、俺は何かの危険を感じ
E子を抱えて公園のベンチまで連れて行った。
E子をベンチへと座らせ、俺は横へ座る。
温かい飲み物を購入し、E子へと手渡す。
最初は顔が真っ青だったE子だが、徐々に落ち着きを取り戻したようだ。
俺「E子?大丈夫か?」
E子「・・・うん、大丈夫だよ」
しかし、E子が貧血持ちだったなんて、初耳だ。
俺「貧血・・・今まで無かったけど急に?」
E子「うん、ちょっと・・・ふらふらっときちゃって、でも大丈夫だよ」
俺「そうか・・・」
俺「E子、誰かと話してなかった?」
E子「え?」
俺「誰かと話してた声が聞こえたんだけど」
E子「あ、うん、ちょっと来客中でね、俺君来る時間だから急いで帰って貰ったよ」
俺「そうか・・・」
E子「・・・・・・」
何だろう?何か違和感を感じる。
E子「ごめんね・・・今日はもう、休ませて貰っていいかな?」
俺「あ、うん、そうだよね」
E子「せっかく来てくれたのに、ごめんね」
俺「部屋まで送ろうか?」
E子「ううん、ここで大丈夫」
俺「そうか、じゃあまた、元気になったらね」
E子「うん」
コメント