【長編】幼少から続いてる恐ろしい体験を話す【9/10】

こちらもどうぞ





















引用元: ・幼少から続いてる恐ろしい体験を話す

369: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:26:41.67 ID:Cf9Z2/cF0

俺は大学へ入学した。
さして頭も良くなかったが、推薦でそこそこの大学に入学することが出来た。

サークルへ入り、授業にちょこちょこ出ててはサークルに入り浸り、遊び回る。
まあ、どこにでも居そうな大学生だった。

そんな代わり映えのしない日常、異変が起きたのは大学3年生、サークルの合宿中だ。

370: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:27:28.99 ID:Cf9Z2/cF0

E子「ねえ、○○君、この荷物持って!!」

俺「え、あ、う、うん!いいよ!」

E子「あっついよねー、何でこんな山奥を合宿地にしたんだろう」

俺「ま、まあ夜は冷えるって言われてるし、涼しくなるんじゃないかな」

E子「そっか、キャンプファイヤー楽しみだね!」

俺「そうだね!」

突然の登場だが、このE子、俺が今気にかけている子である。
そこまで美人という程でもないが、愛嬌があり人を惹きつける何かを持っている。

何回か二人で遊んで、頻繁にメールでやり取りもしていたが、イマイチ進展が無い状態で
今日の合宿だった。

371: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:28:17.91 ID:Cf9Z2/cF0

F男「このこのー、憎いねー」

俺「うわっ!な、なんだよ!」

F男「この合宿で上手く発展するといいなー、あはははは!」

俺「何言ってんだ!聞こえたらどうすんだよ!!」

バンバン!と俺の肩を叩くF男、このF男という男はサークルで一番の仲であり
常日頃から共に行動を取っていた。

高笑いをしながら、荷物を持ち運んでいくF男
まあ、この合宿で仲を進展させることが出来れば・・・と、実際俺も思ってたのだが。

進展がない状態ともこの合宿を機にオサラバだ!!

よーし!!がんばるぞ!!!

先輩「何言ってんだお前」

どうやら口に出てしまったらしい、先輩の冷ややかなツッコミを背に、俺は顔を赤らめ荷物を運んでいった。

373: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:29:03.37 ID:Cf9Z2/cF0

その後、川遊びでE子の水着姿に見とれたりしつつ、川に突き落とされたりしつつしていると、夕食の時間になった。
夕食はカレーと焼きそばだった。キャンプ地から支給された薪では明らかに足りないので、数人が少し山へ入って薪を調達してくることになった。

E子「じゃあ、あたし行きます!」

E子がいの一番に名乗り出た、これはE子と二人っきりになるチャンスか!?

後輩「じゃあ、僕も・・・」

俺「・・・・・・・」

無言の圧力で睨んでやった。

後輩「あ、やっぱいいです・・・」

俺「行きます!」

先輩「そうか、じゃあ二人で頼んだぞ」

俺はほくそ笑んだ

374: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:29:52.01 ID:Cf9Z2/cF0

俺「な、何だか暑いね」

E子「そお?涼しいと思うけど」

俺「な、何か雨が降りそうだね」

E子「綺麗に晴れてるじゃん」

いかん、二人で遊んだ時もそうだったが、E子と二人っきりだと上がってしまう。

それにしてもE子はちょっとでも俺に気はあるのだろうか・・・?
本当に掴みどころのない子だ。

俺「なあ、E子、今好きな人居るんだよね?」

これは以前、俺が確認したことのある質問だ

375: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:30:41.38 ID:Cf9Z2/cF0

E子「んー?居るよ?」

俺「進展とかしそうなの?」

E子「うーん、難しそうだね」

俺「そうなのか・・・」

俺のことなのか!?という期待もあるが、名前を聞いてみてもし違っていたら目も当てられない。
名前を聞く勇気は俺には無かった。

E子「俺君は居ないの?」

俺「居るよ」

E子「きっと良い子なんだろうね」

俺「E子、君のことだよ」

E子「えっ!」

俺「好きなんだ」

E子「・・・実は私も、俺君のことが・・・」

376: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:31:27.77 ID:Cf9Z2/cF0

E子「何ボーッとしてんの?」

俺「あ、ご、ごめん!」

E子「早く薪拾わないと終わらないよー」

俺「う、うん」

俺の甘い妄想は一瞬にして打ち砕かれた。

せっせと薪を拾うE子に続き、俺も薪を拾っていく。

E子「うん、これくらい拾えば良いよね」

黙々と薪を拾い続け、気が付けば俺とE子は大量の薪を確保していた。

俺「うん、じゃあ戻ろうか」

俺達はキャンプ地へと戻った。

377: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:31:59.78 ID:Cf9Z2/cF0

夕食はあまり上手く作れたとは言えないが、皆で行う共同作業はとても楽しく
料理の味を倍増させてくれるようだった。

皆で盛り上がるようにして、料理を食べていたが俺は気がかりなことがあった。

E子がいない?

E子を探すように周囲に目を配ると・・・、いたいた、E子だ。
何故か、皆から距離を取るように食事をしている。

俺は立ち上がり、E子の分のビールも片手に近づいていった。

378: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:32:44.99 ID:Cf9Z2/cF0

俺「何してんの?」

E子「あ、俺君」

俺「皆と一緒に騒げば良いじゃん、どうしたの?」

E子「あたし、あまり騒がしいの好きじゃないんだよね」

確かに、E子はそんな傾向がある。基本的に明るい子なのだが、サークルで騒いでる時もあまり輪には入りたがらない。

E子にビールを手渡し、自分も蓋のタブを開ける。
二人で乾杯をし、口につける。

何を話したもんか・・・と思案していたが、おもむろにE子が口を開いた。

379: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:33:17.71 ID:Cf9Z2/cF0

E子「今まで言ってなかったけど、あたしさ、親が居ないんだ」

俺「えっ、そうなんだ」

E子「唯一肉親だった妹も、半年前に行方不明になってるの」

俺「・・・・・・」

俺は言葉に窮した。

E子「あはっ、ごめんね!急に暗い話なんかしちゃって」

俺「いや、大丈夫だよ」

E子「あたしの家も、あんな風に皆で楽しく食事してたの。だからちょっと胸が苦しいんだよね」

俺「そうなんだ・・・」

E子「暗くしちゃってごめんね!明るい話に切り替えよう!」

俺「うん!」

その後、E子と色々な話をした。楽しかったこと、面白かったこと。そして将来のこと。

380: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:34:03.26 ID:Cf9Z2/cF0

俺「俺、教師になりたいんだ、小学校の。E子は何になりたいの?」

E子「・・・・・・」

あれ、E子の様子がおかしい。

俺「ま、まだ決めてないのかな」

E子「・・・・・・」

E子は俯いたまま答えない。

何かまずいこと聞いちゃったかな・・・。

E子「あ、そろそろ戻ろうかな」

E子は俺の質問に答えることなく立ち上がる。
そこには既に、暗い表情をしたE子は居なかった。

俺「あ、うん、そうだね」

E子「二人であまり消えてたら、変に怪しまれちゃうもw」

俺「別に俺は良いけどね」

E子「えっ?」

俺「いや、何でもない、戻ろう」

その後、二人で戻った所を色んな人に冷やかされたりしたが、その日は滞りなく一日が過ぎていった。

それにしても、あのE子の様子は何だったんだろう?

381: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:35:00.19 ID:Cf9Z2/cF0

そして合宿の二日目。二泊三日なので今日が最終日だ。
今日は川くだりに、肝試しと、イベントが盛りだくさんの一日だった。

川くだりは、ふざけあってたら川に転落したり、先輩が操作を誤って岸に激突したりなど、散々な内容だったが、肝試しは俺の中で大イベントとなった。

男女が一組となって、山沿いの道を回って帰って来るといった単純な内容だが、非常に薄暗く不気味な道を歩かねばならず、光が懐中電灯だけというのも恐怖の演出に一役かっていた。

組み分けはクジ引きで決定されたが、俺はE子とペアになることが出来た。

後で聞いた話だが、クジは作ったF男が俺とE子がペアになるよう細工をしていたらしい。

F男・・・お前は本当の親友だよ。

382: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:35:37.23 ID:Cf9Z2/cF0

俺の心は有頂天だったが、E子は浮かない顔をしていた。

俺「どうしたの?」

E子「あたし、怖いの苦手で・・・」

これは男らしい所を見せるチャンスかもしれない!
俺はwktkしながら開始を待った。

一組、二組と出発して行き、ついに俺とE子の番になった。

俺「行こう」

E子「う、うん」

足場の悪い道を懐中電灯で照らしながら、ゆっくりと進んでいく。

E子「うー、怖いな」

俺「だ、大丈夫だって!」

こういった類のものは割りと平気な俺だったが、想像していた以上の不気味さに、本音を言うと少しビビッていた。

二人でおそるおそる進んでいった先に、土手が見えた。

ここを右折しなければならないのだが、今までの道と違い、完全に見えない方向を右折しなければならないため、先の見えない恐怖があった。

しかし、ここで怖気付いては男ではないだろう。

俺「俺、先見て来るね」

E子「うん」

E子にそう告げて、右折した先を見る

383: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:36:22.85 ID:Cf9Z2/cF0

俺「何も・・・ないな」

まあ、何かあったら困るけどなw

安心してE子の所へ戻ろうとした瞬間、何かが俺の前を横切った。

俺「え・・・?」

女の生首だった。

俺「うわあああああああああ!!!!!」

あまりのショックに腰が抜けて動けない俺

生首は徐々に近づいて来る。

俺「く・・・来るな!!」

俺の願いも虚しく、生首は俺と至近距離まで近づいて来て
ついには、俺の顔の数センチまで迫った。

俺「あ・・・あ・・・あ」

???「ぶわっはっはっはっは!!!」

突如、どこからか笑い声が聞こえた。

俺「え?」

笑い声のした方を見ると、先輩が茂みから出てくる所だった。

先輩「いやーすまんすまん、こんなに驚くとは」

俺「・・・・・・」

よく見ると、生首は糸で吊るされただけの簡素なものだった。
恐怖心など一気に吹き飛び、恥ずかしさでいっぱいになった。

先輩「お前のリアクションwww最高だったぞwww」

E子「あははははは!!!」

いつの間にか、E子も一緒になって爆笑している。

もういっそ、誰か俺を消してくれ。

384: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:36:53.16 ID:Cf9Z2/cF0

その後は、E子に男らしい所を見せる計画が頓挫した俺はテキトーに行程を終えた。
E子のドンマイ!という言葉を背に。

その夜、どうも寝つけずに、俺はキャンプから離れた川辺でボーッと過ごしていた。

E子は俺が情けない奴に見えたに違いない・・・そうに違いない
あの一件のせいで、俺の株も大暴落だ・・・

ああー、どうしよう・・・

考えれば考えるほど鬱になっていく。

385: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 01:36:59.63 ID:aiPwVqT50
創作なら言いたいことは色々あるが、今は全力で釣られてやる

386: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 01:37:09.90 ID:2XvZ9jJe0
教育学部?だとしたら、
小学校の教師になりたいは
当たり前だろ何言ってんだ状態。
他の分野の学部で小学校の免許取れるとこあるのか知らないけど。

387: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:37:39.35 ID:Cf9Z2/cF0

E子「横、いいかな?」

俺「うわっ!!」

E子だった、いつの間に近づいてたんだろう。

E子「ごめんね、驚かせて」

俺「い、いや、いいよ、E子はどうしたの?」

E子「何だか眠れなくってね」

俺「そっか」

E子「・・・・・・」

俺「・・・・・・」

気まずい・・・あんなことあった後だから、余計に気まずい。

388: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:38:40.00 ID:Cf9Z2/cF0

E子「クスッ」

俺「!?」

E子「さっきの俺君を思い出しちゃって」

俺「ああ・・・」

追い討ちをかけないでくれよ・・・。

E子「ちょっと可愛かったよ、俺君って本当に面白いよね」

俺「あ、ありがとう」

E子「んーー」

俺「ん?」

E子「もう言っちゃおうかな」

俺「何を?」

E子「あたしの好きな人って、俺君なんだよね」

俺「えっ・・・」

389: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:39:27.18 ID:Cf9Z2/cF0

胸がドクンと高鳴る

嘘だろ・・・

E子「あはは!言っちゃった!!」

俺「・・・・・・」

E子「いつ言おうかな、と思ってたけど・・・良いタイミングだったからさ、えへへ」

俺「お・・・俺も」

E子「ん?」

俺「俺も、E子のことが好きだよ」

E子「え!?」

俺「好きなんだ」

E子「俺君・・・」

俺「E子・・・」

俺はそっと、E子の唇に自分の唇を重ねた。

390: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:40:13.01 ID:Cf9Z2/cF0

E子「んっ・・・」

どれほどの間、唇を重ねていただろう
どちらともなく、唇を離した。

俺「そろそろ・・・戻ろうか」

E子「うん・・・」

俺はE子と手を繋ぎながら、キャンプ地へと戻った。

俺「じゃあ、また明日ね」

E子「うん、また明日」

E子と別れ、床へと着く。

俺は幸せな気持ちに包まれながら、心地よい眠りへとついていった。

しかし、その晩、俺は夢を見ることになる。

391: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 01:40:59.16 ID:aiPwVqT50
>>386
別に教育学部ではないけど俺の学部でも教職課程はあった。選択制でめっちゃ
単位キツキツになるから俺は遠慮しといたけど

392: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:41:16.74 ID:Cf9Z2/cF0

こ・・・ここは?

幼少の頃に見ていた夢。
周囲がどす黒く、空気が重い空間。

そう、C菜の夢と同じ空間。

また、C菜に出会ってしまうのか・・・?

いやだ・・・!何で今になって・・・!

幼少の頃から見ていない悪夢を見てしまい、俺はパニックになっていた。

そして、気が付くと、俺の後ろで何かの気配がした。

俺「・・・・・・」

振り返りたくない。でも・・・、見ないと。

俺はゆっくりと振り返った。

393: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:42:02.20 ID:Cf9Z2/cF0

俺「・・・え?」

振り返ると、そこに居たのは青年の姿だった。

俺「C菜じゃ・・・ない?」

青年は虚ろな目をしていたが、しっかりと俺を見据えている。

青年「・・・・・・」

青年が何かを言っている。

何を言っているんだろう、全く分からない。

しかし、青年は俺に何かを訴えるようにまくしたてている。

聞き取りたくても、聞き取れない・・・。

次第に、青年の顔がぼやけていく・・・。

そうして俺は目が覚めた。

394: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:42:33.10 ID:Cf9Z2/cF0

俺「・・・・・・」

C菜の夢じゃ・・・ない?何だろう・・・?
俺は何だか、妙な胸騒ぎがした。

あの青年・・・。

先輩「おーーーい!朝メシの準備するぞーーー!」

俺「あ!!はーい!!!」

一気に現実世界へと戻された俺は、朝食の準備に駆り出されることになった。

しかし、あまりにも不思議な夢。

合宿が終わるまで、そのことが常に頭の片隅にあった。

395: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:43:18.92 ID:Cf9Z2/cF0

合宿が終わり、大学の日常が戻って来た。

サークルのメンバーに俺とE子が付き合い始めたことを告げると、F男を除いて皆驚いていたが、祝福してくれた。

E子とは毎日会って色んな話をした。バカみたいな話をして笑い転げたり
色んな場所にも行った。本当に幸せだった。

愛する人が居ると、生活に潤いが出てくるというもの。

勉学にも精が出て、成績は大きく上昇。全てが順調だった。
そんな順風満帆な中、俺はゼミへと入り、本格的に卒業へ向けて準備をすることになった。

そんな中ゼミの最初の授業で、とある人に出会うことになる。

396: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:43:58.45 ID:Cf9Z2/cF0

俺「ん・・・?」

ゼミのメンバーが一人一人自己紹介をしていく。

俺は、ある女子に注目した。

俺「あれ・・・どっかで見たことがあるような・・・?」

長いサラッとした黒髪に、清楚そうな容姿と大人しそうな雰囲気。
美人と言っても良いだろう。

どこかで出会った気がするのだが・・・思い出せない。
んー、誰だっけか。

謎が解けないまま、3人組となり、課題を遂行していく時間になった。
奇しくも、先ほどの女子と一緒の組だ。

397: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:44:46.25 ID:Cf9Z2/cF0

3人でぎこちなく自己紹介を行い、課題を進めていったが、一人がトイレに行くために離席した。

残されたのは、あの女子と俺。

俺「あ、初めまして、俺、○○と言います、よろしくお願いします」

???「さっきも聞いたわよ」

俺「・・・・・・」

なんという、とっつきにくい奴だ
それにしても、間近で見ると・・・

やはりどこかで会ったことがある。

???「それに初めましてじゃないでしょ」

俺「え?」

???「忘れたの?同じ小学校だったD子よ」

398: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:45:34.31 ID:Cf9Z2/cF0

俺の記憶の片隅に居たD子が、像を結び始める。

俺「あっ・・・!」

D子「久しぶりね」

こんな所でD子と再開するとは・・・。

嫌でもC奈の夢のことが思い出される、D子は俺を助けてくれた存在なのだ。

俺「あの時は、ありがとう」

D子「何が?」

俺「お守り、助かったよ」

D子「いえ、でも」

俺「え?」

D子「やっぱり終わってないみたいね」

俺「は?」

終わってない・・・どういう意味だ?

色々と聞きたいことはあったが、離籍していたメンバーが戻って来たので
話は中断された。

399: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 01:45:34.47 ID:YvQPYuCnP

E子とのくだり、なげーw

でも続けてって言ったら続けて貼ってくれる優しい>>1

400: 名無し 2013/05/01(水) 01:45:39.68 ID:0A2XGYAxO
追い付いた~

401: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:46:13.78 ID:Cf9Z2/cF0

その後も順調に大学生活を続けていった俺、しかし気がかりなことが出来た。

E子「・・・・・・」

俺「どうしたの?」

E子「んーん!なんでもない!」

俺「そうか?」

E子が時折、暗い表情を見せるようになったのだ、今まではそんなこと無かったのに。

それは日が経つにつれ顕著になっていき、周囲の人も気付いているようだった。

F男は、「何か悲しませたんじゃねーの!」と言っていたが、俺はまるで心当たりが無い。

そんな中、E子の家へ行くことになったある日。

402: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:46:59.72 ID:Cf9Z2/cF0

E子はアパートの3階に住んでいる。どこにでもありそうな安い感じのアパートだ。

俺がアパートの中へ入っていくと、3階から声が聞こえてきた。

???「  して    の」

ん?

よく耳を澄ましてみたが、どうやらE子の声のようだ。

E子「  れ  じょ う  き  と   な  で 」

俺「???」

E子「 な  の と  は  すき  も」

距離が離れているから、断片的にしか聞こえない。

E子「そ ち  く  と  きな い」

何を言ってるんだ・・・?

俺は3階のE子の部屋へと急いだ。

403: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:47:45.24 ID:Cf9Z2/cF0

部屋をノックし、E子を呼び出す。

しかし、返事がない。

俺「???」

再度ノックをするが反応がない。

俺「開けるぞ?」

俺は痺れを切らし、ドアを開けた、鍵は掛かってなかった。

しかし、中へと入った瞬間、俺は異変に気付いた。

404: 名無し 2013/05/01(水) 01:48:07.41 ID:0A2XGYAxO
あわわ((゚Д゚;)))

405: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:48:19.75 ID:Cf9Z2/cF0

俺「うっ・・・」

何だ・・・?部屋が異常なくらいに寒い

俺「おい!E子!?」

俺は必○にE子を探した。

リリビングには居ない・・・?どこだ?

トイレ

浴室

・・・・!!

いた、E子だ。

洗面台のシンクに突っ伏すように倒れこんでいる

俺「E子!俺だよ!大丈夫か!!」

必○にE子をさすり、気付けを行う

406: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:49:06.59 ID:Cf9Z2/cF0

E子「・・・ん」

俺「あ・・・」

どうやら気付いたようだ

E子「俺君・・・」

俺「大丈夫か?何があったんだ!?」

E子「ちょっと・・・貧血起こしちゃったみたい・・・えへへ」

俺「とりあえず、場所を移して休もう」

E子「うん、ありがとう・・・」

それにしてもこの部屋全体が異常なまでに寒い
本当に寒すぎる

ただ室温が低いだけでなく、・・・なんというか心に重く圧し掛かるような寒さというか

・・・

・・・

・・・?

以前、これと同じような感覚を体験した気が・・・?

407: 名も無き被検体774号+ 2013/05/01(水) 01:49:09.84 ID:lj268pVv0
怖い

408: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:49:37.99 ID:Cf9Z2/cF0

俺「一旦、外に出よう」

本来ならベッドに寝かせるべきなのだが、俺は何かの危険を感じ
E子を抱えて公園のベンチまで連れて行った。

E子をベンチへと座らせ、俺は横へ座る。

温かい飲み物を購入し、E子へと手渡す。

最初は顔が真っ青だったE子だが、徐々に落ち着きを取り戻したようだ。

俺「E子?大丈夫か?」

E子「・・・うん、大丈夫だよ」

しかし、E子が貧血持ちだったなんて、初耳だ。

俺「貧血・・・今まで無かったけど急に?」

E子「うん、ちょっと・・・ふらふらっときちゃって、でも大丈夫だよ」

俺「そうか・・・」

409: C菜の夢 ◆OATxHqmYYE 2013/05/01(水) 01:50:28.85 ID:Cf9Z2/cF0

俺「E子、誰かと話してなかった?」

E子「え?」

俺「誰かと話してた声が聞こえたんだけど」

E子「あ、うん、ちょっと来客中でね、俺君来る時間だから急いで帰って貰ったよ」

俺「そうか・・・」

E子「・・・・・・」

何だろう?何か違和感を感じる。

E子「ごめんね・・・今日はもう、休ませて貰っていいかな?」

俺「あ、うん、そうだよね」

E子「せっかく来てくれたのに、ごめんね」

俺「部屋まで送ろうか?」

E子「ううん、ここで大丈夫」

俺「そうか、じゃあまた、元気になったらね」

E子「うん」

そんな早さでアパートの外に出ることが出来るか・・・? まあ、階段は二つあるから、俺が片側を上っている間に逆から急いで降りた可能性もあるが。 ・・・ 俺は妙な違和感を抱えながら、家へと帰った。 そしてその夜、俺は再び、あの夢を見ることになる。
また俺に何かが起きるのは大学生になってから。 長々となってしまった、興味ある人が居たら書きます。 次で完結するけど、あまりにも尻切れトンボで尚且つ不可解な内容になると思う。 内容も、胸糞悪いと思うが、それでも良ければ書きます。